12/9(金) 17:00-20:00
12/10(土) - 12/11(日) 11:00 - 20:00
スパイラルガーデン(スパイラル1F) 入場無料
〒107-0062 東京都港区南青山 5-6-23


美しいテクノロジーを予見する10のプロトタイプ達

ひとり一人がデザイナーでありエンジニアでもある私達は、先端技術がもたらす様々な夢の断片を実体化するものとして実験試作機を作り続けて来ました。「こうあって欲しい」技術を私たち自身が体験してみるための活動です。その中の10点を3日間だけ「動く状態」で展示します。プロトタイプ達の動きや手触りを通した体験が、未来の生活を考えるヒントになれば幸いです。

リーディング・エッジ・デザイン代表 山中俊治


展示されるプロトタイプ:

Tagtype Garage Kit
東京大学の学生が、障害を持つ作家のために考案したものを元に作られ、2000年に大きな反響を読んだ両手親指キーボードの新作。今度は自分で作ってみたい人のためのガレージ・キットである。

OnQ & UI
NTT DoCoMoの依頼により製作された、将来の携帯電話を先取りして体験できる実験機。汎用のシミュレータとして利用することにより、計画の初期から、次世代サービスのディティールや操作性を作り込むことができるようになった。

morph 3
身長約38cm、重量約2.4kgの小型ヒューマノイド・ロボット。30個のモーターと138個のセンサーを内蔵、従来にない高い運動性能と、機能を支える美しいボディが特徴。2003年には「科学技術とアニメーション」記念切手に採用された。

Hallucigenia 01
ロボティクスと自動車技術の融合を目指して開発された8輪の実験試作車。その場回転、滑るような横方向への移動、段差を乗り越え、多方向に歩くなどの多彩な動きを実現。

WIND
ウェアラブルタイプのロボット・コントローラー・システム。操作者の身体に装着されたセンサーのデータから人の動作をパターン識別し、ロボットに無線で動作指令を送る。

Afterglow
レーザーポインターの光をペンのように使って、プロジェクターの画面に直接書き込みができるようになるソフトウェア。市販のUSBカメラをスクリーンの前に設置しするだけで、レーザーポインターの軌跡を解析して画面へ描画を行う。

Floating Compass
磁化させた小さな針を抱える紙のアメンボ。水面に4つの脚で立ち、針を空中に支える構造を、1枚の紙から作っている。おだやかな水の上にのせると、地磁気に反応して、ゆっくりと回りはじめ、やがて針が北を向いたところで静かに止まる。

Suica自動改札実験機
Suica改札機の、カードをあてる所をよく見ると、ほんの少し手前に傾いている。多くの人は気にもとめない傾きだが、実はこの傾きこそが実験と試行錯誤の末に生み出された、利用者のための形である。

Cyclops
人と同じような柔軟な背骨を持つ、一つの目のヒューマノイド。多数の人工筋肉を使った柔らかい動きで、来場者を目で追う。愛・地球博における長期展示から帰還し、今回は2体展示される。

会場へのアクセス:


お問い合わせ:
リーディング・エッジ・デザイン
Tel 0426-32-7932 / Mail info@lleedd.com